2006年11月11日 (土)

イッセーさん、身体鍛えてるなぁ…。

イムズホールにて、イッセー尾形ひとり芝居、都市生活カタログ鑑賞。

このところイッセーさん、ずいぶんと福岡にやって来ていますが、

今回の舞台も、またまた楽しみました!

イッセーさんは衣装チェンジも全て舞台上でされるのですが、

今回、そのときの音楽も含めて、演奏者が楽器を持って2名舞台に。

独り芝居でありながら、舞台には3人。

イッセーさんが芝居をしているときは、演奏者もお客さんのように

笑ってみているのがちょっと不思議でした。

イッセーさん、25周年とのことですが、

今のイッセーさんを見てやっぱり思うのが、

ひとり芝居でありながらも、

周りの人との繋がりが見えるステキさ。

いろんな人との繋がりがあってこそ、こんなステキな芝居が

出来るんだろうなぁ。

周りとの繋がりを最小限にしてつくるひとり芝居など、

所詮ひとりだけの世界。

まさに昔、イッセーさんのお芝居を見てて、

このままひとりの世界を貫くなんて、怖すぎるしヤだね、

と思っていたその頃の私に朗報。

バランスが大切なんだろうな。

面白かった!!

| コメント (4)

2006年7月13日 (木)

『消失』

ナイロン100℃舞台作品『消失』。

昨年、ぬけぬけと北九州に2日続けて鑑賞に行きましたが、

今回BS放送無事に録画し、またまた鑑賞。

詳細不明な戦争後の近未来、仲良く暮らす30代後半の兄弟。

弟は幼少の頃に死んでおり、闇の医者によりロボットとして再生。

弟はそのことは知らずに記憶を兄に細工されながら、

自身がロボットとも知らずに楽しく暮らしている。

という、ケラ氏らしいお話。

弟を演じた、みのすけ氏曰く、

「悪人が一人も登場しないのに、グダグダになっていく」、お話。

いつの間にか出口無しの袋小路、グダグダのグダグダに。

テーマソングは「ハッピー・トゥゲザー」。

=========================

結婚すると決めた弟を、心から祝福しながらも、

ロボットメンテの際には

その恋愛の全ての記憶を消してしまう兄にも、

兄の細工に気付きながらも、記憶消去後何も覚えていない弟に

必死で心を通わせようとする女性にも、

自分が事故で死んだことを思い出し、

両親が不仲なのに、自分が死んだら兄が一人になってしまうことを

悔やみ、詫びながら死んだことを兄に告げる弟にも、

息子をもロボットとして再生していた闇の医者が

その息子との電話中、再度の爆撃で通話不可能になり、

メンテ中の弟をほったらかしにし、息子の好きだった

おもちゃを探し回る姿にも、

何ともいえない気持ちで、胸いっぱい。

全てのものが、いつかは消えていき、

全てのものを、いつかは失っていく。

楽しかった瞬間もいくつもあるのに。ムムム、あるからこそ、

「ハッピー・トゥゲザー」が沁みてくるなぁ。

ところでこのお芝居、シリアスでありながら

ケラらしく笑える場面もかなりあるのです。

さすが、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏!

ぽっちゃりしてても、許す!!

| コメント (2)

2006年6月13日 (火)

落涙にむせぶ。

Rakugo 昨日、ギャラリー望雲にて、

古今亭菊之丞 落語独演会鑑賞。

落語、一度ぜひ生で

聴いてみたいなぁ、と思っていた

のですが、昨日実現!

絵はんこ教室や、映画上映など、いつも面白いことを

仕掛けてくれる、望雲にて。

まだ、古今亭菊之丞さんは、30代前半の若い噺家さんながら、

奇をてらわない、粋な方。

失礼ながら、全く存じ上げない方だったのですが、

あぁ観に行ってよかった、と心から思える古典落語を。

聴きながら、情景を想うだけでもタイムスリップ可能。

「落涙にむせぶ」なんて、ステキな日本語だなぁ。

タイムマシンがあったなら、ぜひ行きたいのが

60年代のロンドンでザ・フー体験と、

大正時代で文豪の愛人(正妻は苦労しそう。)である私ですが、

昨今、ググッと江戸時代もランクアップ。

昨日で更に、上昇しました。

また、行こう!

| コメント (6)

2006年6月 6日 (火)

「太陽は僕の敵」

とコーネリアスは言い(もちろん、うろ覚え…)、

みのすけ氏は、「月は僕の味方」と言う。

ミュージシャンであり、ナイロン100℃の看板役者であり、

『カラフルメリィでオハヨ』で「みのすけ」を演じる、みのすけ。

彼のブログのこの日の写真と日記に、しんみりです。

さよなら、カラフルメリィ。

| コメント (5)

2006年5月26日 (金)

ロマンティストだねぇ。

昨日、西鉄ホールにて、小林賢太郎プロデュース公演

#KKP5 「TAKE OFF~ライト三兄弟~」鑑賞。

やはり、賢太郎氏は、カチッカチッと丁寧に動き、

そして、ロマンティスト!

ブタゴリラ(もしくはジャイアン?)が観たなら、

きっと「これがオトコのマロン!」と唸るに違いありません。

ラーメンズとは別に、

プロデュース公演をする意味が、本当によくわかります。

とても欲を言えば、そんな公演でもやっぱり

片桐仁氏に役者として出演して欲しいし、

今回のように、ご本人も毎回役者として出演して欲しいのですが、

こだわる必要もないのでしょうね。

更に、賢太郎氏は、

カーテンコールの際、今回の芝居のTシャツ着用で出てくるのに、

衣装のスラックスに、Tシャツは無いだろう、と

モタモタと時間をかけ、ジーンズに履き替えて登場する妙なこだわりと

ステキな手を持ち、ナイスガイの条件を完璧にクリアしておりました。

| コメント (4)

2006年5月21日 (日)

カラフルメリィでオハヨ

北九州芸術劇場にて、ナイロン100℃公演

『カラフルメリィでオハヨ』鑑賞。

“ぼく達は100年後にはもういない、

いたとしてもかなりヤバイ”

ホントだよ!

渋くなんて成ってられないの!!

私の大好きな作品。

有頂天の作品でも、ちょっと異色だったカラフルメリィ。

この作品のサブタイトルでもある『いつもの軽い致命傷の朝』

と同じタイトルの曲中の一節に、

哀しくてぼんやり歩いてて、躓いてころんで、一人で大笑い、

といった、言葉にならない切ない曲があるのですが、

このお芝居、全編がその切ない気持ちと

(あえて言います!)ナンセンスな笑いに満ちていて、

人生そんなものなの!と。

『我輩はカモである』のそれのように。

大倉孝二がケラに出会ったことに、感謝。

最終上演といわれる、今回の公演を観ることができたことに、感謝。

しかも、誕生日に見れた偶然に感謝。

なによりこんなステキな作品を、

ケラリーノ・サンドロビッチとナイロンに感謝。

気のせいか、最後の天国(?)のシーンで、

サンダルウッドの香りがする気がしたのです。

もう気のせいでも、どちらでも構いません。

香りました。

| コメント (7)

2006年5月 4日 (木)

『マンドラゴラの降る沼』

昨日、北九州芸術劇場にて

シティボーイズミックスプレゼンツ『マンドラゴラの降る沼』鑑賞。

毎年福岡でシティボーイズが観れるのだなぁ、という幸せを

改めてかみしめつつ、鑑賞。

オモシロかったなぁ、大満足!

今回、中村有志氏に加え、いとうせいこう氏も参加!

せいこうさんのいるシティボーイズの舞台。

しかも、生。

さらに音楽はスチャダラ・シンコ。 ベリグッ!!

嗚呼、幸せ!!!

最後はもう、ジ~ンと。

もちろん、『笑いの陰に涙アリ』(←何度も書いている

気がしますが、私はこのようなものには、まるで興味無し。)

では無く、ある意味全肯定。

そこから、各自様々に判断させる(?)ような突き放し方。

もしかしたら、私はシティボーイズの意図を判ってるかも!!

なんて、勘違いでも思ってしまうような幸せな瞬間。

しかも、大笑いしながら!!

東京ではテント公演だったとのこと。

これも、観てみたかったなぁ。

でも、ノォプログレム!

大満足でしたから!!!

| コメント (0)

2006年4月22日 (土)

とまらない生活。

昨日、イムズホールにて

イッセー尾形『とまらない生活』鑑賞。

イッセーさん、今年で25周年だそうです。

以前は圧倒的に、

真っ正直で小憎らしくて、でも憎めないオジサンを

描くことが多かったイッセーさんですが、

昨年、私が10年ぶりくらいに観た頃には、

イマドキの若者や、オバチャン、芸術家(女性)

など、多様な人格を演じていて、

あぁ、時代なのだなぁ…と心底実感しました。

実は、以前にイッセーさんを見てて、

人間観察を得意とする(?)イッセーさんだけど、

もしも、少しづつ、

イッセーさんと世間の人間とのギャップ(世代や感覚など)が、

生じるようになったときに

イッセーさんは、それをどんな風に演じていくのだろうか??

と、余計なことを考えていたことがあり、

しばらくイッセーさんの舞台も観ていなかったのですが、

時代は廻るもの。

きっと、イッセーさんの周りにも若い風が吹いているのでしょう。

(もしかしたら、それは息子さんだったりするのかなぁ…なんて

思ってみたりもするのですが、

実際イッセーさんに息子さんがいるのかは、不明()

若者も、オジサンも、オバサンも、

ホントにその人格が舞台に生きてました。

スゴイな。

しかも、イッセーさん、鍛えているのか

Tシャツ・ジーンズ・長髪かつメガネのイマドキ男子も、

驚くほどに、かなりのかっこよさでした!!

楽しかったな。

Isseisann

| コメント (3)

2006年3月24日 (金)

丁寧。

昨日、小林賢太郎 ソロライブ2006

ポツネン『○ maru』鑑賞。

とにかく彼は丁寧!

ラーメンズ然り、

彼のメトロノームのような一定のリズムの保ち方が

私は大好きです!

丁寧にリズムを保ち、機械的にすら感じる時間に

(特にラーメンズ以外のときは)若干のロマンチック感を加えて、

進んでいく舞台が大好き!

今回、最後の一遍が終わったとき、

不覚にも涙がこぼれていました。

きっとこういうのが鼻につく、という人も

割りと多くいるのだろうけど、

素直に、美しかったです。

笑えて美しかったです。素晴らしいな。

| コメント (2)

2005年11月28日 (月)

『キレイ』

松尾スズキ作ミュージカル『キレイ』DVD鑑賞。

以前、奥菜恵・南果歩主演で

上演された舞台の再演。

今回は、鈴木蘭々・高岡早紀主演です。

更には、年末のジャニーズカウントダウンライブでは

誰よりもかっこよく輝いている、岡本健一氏や

今や「貞操問題」な大浦龍宇一氏が投入、と全く予測不可能。

前回の奥菜恵の天真爛漫な「キレイ」と

おだやかで芯のある南果歩の「キレイ」が

とても印象的で、どんなになるんだ?と

微かな不安も、ムダでした。

素晴らしかったです。

蘭々ちゃんはちょっと影のある「キレイ」で

高岡早紀さんもホントにキレイ!

私の中で、高岡早紀さんは、

松尾スズキとの出会いで、かなり化けました。

モチロン、音楽も素晴らしく、

テーマソングは、やっぱり泣けました。

音楽担当、伊藤ヨタロウ氏は役者として今回も続投。

前回よりも、前面に出ていたように思えます。

これは他に演じられる人は、いないでしょう。

当然、話題の(?)グループ魂も総出演。

ぜひ、いろんな方に観ていただきたい作品なのです。

『大人になったあたしをなでてあげたい。』

コドモの私は、私をなでてくれてるでしょうか。

| コメント (0)

より以前の記事一覧